今日は、地面を叩きつけるような雨降りそして雷。
こうして、春の嵐を経て季節が移り変わるのでしょうね・・・。
とは思うものの、よく降っています。
こういう天気でも、心がふわりとするお椀がSHIZENにやってきました。
漆がいいね。展や、お弁当箱と色々展で参加していただいた、
若林幸恵さんの漆のお椀が、絵柄や形いろいろ入荷いたしました。
若林さんは、ご自分で木地から作りすべての工程をされます。
私の好きなモチーフ、鳥。今回は、やや斜め下をうつむき加減な鳥に挑戦されたそうです。
なんだか、小鳥のチュンチュンというさえずりが聴こえてきそうです。
飯椀にも汁椀にもお使いいただけます。大きさは、直径12cm高さ7.5cm、¥14700。
鳥シリーズで続けると、これまた、絵本から飛び出てきた小鳥がテクテクと歩いているような可愛らしいお皿。なんだか小鳥を見ていると、切ないのだけれど愛らしくてついつい、じっと見つめてしまいます。
手前がお皿です。
和菓子を載せてもいいですね。
大きさは、直径18.5cm高さ4cm、¥16800。
そして、旅先で出会った野菊があまりにも可憐で心を奪われモチーフにした、野菊シリーズ。
こちらも、花びら一枚一枚に愛を感じます。
ひらりひらりとした可憐さが伝わる絵柄。
小鳥のお皿の奥に野菊の鉢があり、それを単体で見ると下の写真になります。
直径16.5cm高さ6.5cm ¥17850。
こちらは、大きな野菊の大どんぶり。
直径17.5cm高さ10.5cm ¥21000。
一つ一つの野菊の表情が違うのです。近くから見ると
きっと、野菊が恥ずかしい・・、と思うくらい若林さんはじーっと観察されていたのでしょうね。
そして、子供椀シリーズ。
上の写真左は、仲良く2羽お話をしているようです。
鳥の反対側には実のついた葉っぱが・・。
次は子供椀、真ん中は葉。
こちらは、正面のみです。
一番右はじは、ひらりひらりと舞う蝶と花。
反対側は、微妙に表情の違うお花柄。
大きさは、直径10.5cm高さ5.5cm 中が朱塗りの鳥とお花は¥10500。葉っぱは、¥9975。
3つ並んだ姿は、わいわいと遊ぶ子供の笑い声が聞こえてきそうな、楽しげな雰囲気。
若林さんのお椀を眺めていると、時を忘れてゆったりとお椀から想像される物語を考えてしまいます。
(A)