夏の終わりに、長野県伊那市の島るり子さんの工房をお訪ねしました。

うれしいおもてなし。紅茶で戻したあんずと無花果煮。島さんの焼締のプレートに。

今まで食べたクラフティで一番美味しいと思った桃のクラフティ。
島さんの耐熱の器に。耐熱の器は、お菓子に使うと思ったことがなかったのですが、
こんなに美味しくできるんだと感激でした。
古い民家を島さんらしく、住まわれています。草草舎というギャラリーもかねた空間。
しきりをとっぱらい、ひろびろとした空間に島さんの作品が並びます。


網戸ではなくて、こんな竹の格子なのです。

お手洗いの流しも素敵です。

お仕事場もみせていただきます。ろくろから見える景色。

ご自宅から車で少し行ったところにある年に一度焚かれる穴窯。

穴窯を出たところから見た景色。見晴らしのよいところにあります。
島さんは、日々伊那でいろいろなところをうつくしいなと思いくらしていらっしゃるのだそう。

穴窯からまた少し上ったところに窯焚きのとき用の小屋が。
島さんが集めた窓や扉が使われています。廃校になった学校などから集めたものだそうです。

暮らしがあって、そして器があるのだと島さんの工房をお訪ねして改めて思いました。
島さんの個展は明日の17時までです。
(T)