こちらの掛花も、松浦さんの作品です。
鉄釉小壺掛花生、口径3.5㎝×高さ6.5㎝、5400円。
器の縁の印象を引き締めているくるりと巻かれた鉄釉。
その鉄釉をかけて、さやに入れて炭を入れて焼かれています。
細い線のものを生けたいとき、柔らかい葉を口にきゅっと詰めるとその間から
線を出すことができます。
何気なさを装い、きゅっと入れるのがおすすめです。
長く垂れる線を入れたり、大輪を短く入れたり。
根元に締める花材を入れて、枝を入れてみたり。
小さな掛花、こじんまりとしたスペースにうれしいのです。
松浦コータロー展は、3月19日(木)17時までです。
(T)