灰釉、粉引、藁灰釉を主に使われてお仕事をされている竹本さん。
窯は、電気窯と灯油窯を併用されています。
お仕事をはじめられた頃は、灰釉を主にお使いでした。
そこから、粉引に灰釉をかけるお仕事、また藁灰をかけるお仕事。
土と釉薬の組み合わせ、電気、灯油焼成でもまた表情がかわり、
深く深くお仕事を掘り下げられてシンプルに見えながらも多彩なお仕事を
されています。
No.53 粉引灰釉どら鉢
No.35 粉引6.5寸玉縁浅鉢
No.49 灰釉8.5寸大皿
No.42 粉引六寸浅鉢
No.11 藁灰釉四寸片口小鉢
No.41 粉引6寸平皿
No.40 粉引灰釉6寸平皿
No.47 粉引丸湯呑
同じことを繰り返すなかで焼きあがるうつわは、
ひとつひとつ全てが違う表情で、かたち、釉、
手にとった時の感触など細かな部分に毎回の
ように一喜一憂してしまいます。
そしてまた繰り返す日々を、積み重ねて
いきたいと思っています。
案内状に寄せてくださった文章のままに、もっと次はいいものを焼きたい、
いい窯にしたいと日々を繰り返される竹本さんです。
(T)