埼玉の漆芸家、若林幸恵さんから新たな器が届いています。
来るべき秋~冬を待ちわびて、ほっこりハートウォーミングな漆器をご紹介します。
一緒に合わせたのは、遠藤翔さんの黒文字(ウォルナット)と、
今月18日からの二人展を控える鎌田克慈さんの布目丸皿6寸です。
手前のカップ、口径7.5×高さ5.5センチ、12600円
カップ、口径7×高さ7.5センチ、13650円

やさしいパステル調が和みます。漆器のコップは熱の伝わり方がゆるやかなので、
熱い珈琲を淹れても持ちやすく、手にもやさしいのです。

スープ椀もしかり。熱い汁ものを入れる場合には、最初にぬるま湯を入れて置き、
熱に慣れさせておくと、変色を防いで、快適にお使いいただけます。
スープ椀 チェック、口径13.5×高さ7センチ、16800円



お次は、白漆に朱色で、花の咲く木が描かれたお重。
お重 春野、直径16×高さ15センチ、73500円

裏側には、寄り添う二本の木、遠くに山の稜線が……。

漆器はお使いいただくうちに、しっとりとした艶が出てきます。
まさに一緒に年をとる器。大きく描かれるのは、年輪を重ねた巨木なんて、じつに素敵です。

重箱の中は乾燥しにくく、フタをすれば、ほこりもかかりません。
焼き菓子やフルーツ、一口サンドイッチなど盛合わせれば、
お茶の時間がぐっとおしゃれに演出できそうですね~。

お弁当箱ボーダー、直径12×高さ11センチ、31500円

少し残ったお惣菜も、こちらに盛り付ければ、ちょっとしたご馳走に!

(K)