岩手の平岡正弘さんから木製のカトラリーが届きました。
お母さんが赤ちゃんに離乳食をあげるため柄の長いフィーディングスプーン、
自分の手でにぎれるようになったらベビースプーン、少し大きくなったらキッズスプーンと
成長に合わせてお選びいただけます。
右から、フィーディングスプーン、16センチ、ベビースプーン(黒檀)、12.5センチ、各3465円
ベビースプーン(栃縮み)、12.5センチ、3780円、ベビーフォーク(黒檀)、12.5センチ、3465円
ベビーフォーク(栃縮み)、12.5センチ、3780円、キッズフォーク(黒檀)、14センチ、3780円
ベビーフォーク、キッズフォークの先端は、
テーブルから落下しても欠け難いようにデザインされています。
何度も試作品を落下させ、テストしてくださったそう。
耐久性と、木製ならではの使いやすさ、両方がそろっています。
今回は、栃縮み杢を用いた柄を作ってくださいました。
表情が豊かで、とてもキレイな木目。別名トラ杢というそう。
新作もあります。
サービングスプーン、フォーク(栃縮み)、21.5センチ、各6615円
平岡さんの言葉をお借りすると、
「本体自身に重さがあることと、すくう際、先端をガリガリと使うこともあるので、
先端部負荷がかかります。そのため蒔地をほどこしました。
輪島塗の下地に使われています」とのこと。
拭き漆のみに比べて丈夫になり、デザイン的にもいいアクセントとなっています。
そして、平岡さんのスープスプーン。
口に入れると、まるでスプーンの存在を感じさせない、名黒子のようなスプーンです。
スープスプーン、19センチ、4515円
ゆらりとつけられたカーブ。何気ないように見えますが、
このおかげで、丼のように深さのあるうつわにも使いやすいのです。
とことん、ユーザー目線の平岡カトラリーたち…ぜひ一度、お手にとって御覧下さい。
(K)