漆の器は、使うにつれて「使い艶」といわれる艶がでてきます。
こちらは、飯椀 拭き漆 4、2寸を2年ほど使ったものです。
荒木さんが自宅で使っているものを持ってきてくれました。
毎日使っているお椀です。
随分明るく木地が透けています。
奥は、新しい飯椀、手前が使っている飯椀です。
使っているものの方が明るく、少しつやがでています。
こちらは、しょっちゅう登場している我が家のお椀とぐいのみ。
10年選手です。
右側のお椀と同じものが、向かって左側のお椀です。
毎日の積み重ねが、艶になっていく、そんなところも漆の器がすきな理由です。
(T)